夏目友人帳

両親を幼い時に亡くし親戚の家をたらい回しされていた少年の夏目貴志が、最後に優しい藤原家の人たちに引き取られ、その地域で繰り広げられる友人や妖怪との交流を描いた感動作品で、仕上がりが素晴らしいです。

貴志は昔から他の人には見えない妖怪を見ることが出来る不思議な力を持っていて、それが原因でいじめられたり、引き取り先で気味悪がられたりしていましたが、大妖怪の仮の姿のニャンコ先生と出会い、用心棒として共に行動するうちに妖怪について知るようになり、悪い妖怪ばかりではないことを知り次第に心を通わせていくのですが、そのニャンコ先生が招き猫の格好をしていたり、性格が中年のおっさんだったりと面白すぎます。

また貴志にピンチの際には文句を言いながらも必ず助けに来たりと、妙に愛くるしいところがあり、可愛いです。

また他にも妖怪を感じることができる友人を見つけたりして、貴志が心を開いていく感じが心温まる感じがして感動的で良いです。

そして同じように妖怪を見ることができた祖母のレイコが唯一残した、妖怪を操る力がある「友人帳」をめぐって、それを狙う妖怪や祓い屋たちと三つ巴の争奪戦を繰り広げるのですが、激しいアクションがあったりとスリリングです。

また、引き取り先の藤原一家は子供に恵まれなかったため奥さんの塔子さんと、その旦那の滋さんの二人暮らしだったのですが、この二人が優しすぎます。

正に理想の夫婦といった感じでほのぼのします。

そして塔子さんの声が優しく包容力に溢れている感じで癒されます。

また、主人公夏目貴志の声も神谷浩史さんが演じていて良いトーンで癒されます。